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お皿にもいのちがあるとしたら。。。



馴染みのお店でカウンターに座っていたら、突然カチャーンって音が。。。


お店の人がつぶやいた。


「私、、、良く割っちゃうんですよね。」




ふと思った。。。お皿にもいのちがあるとしたら。。。


お皿は、割ってくれたことに感謝しているのかもしれない。


お皿は、割ってくれる時を待っているのではないか?




お皿も人と同じように、生まれ、生きて、死ぬ。


お皿はもともと土だった。


練られ、形作られ、乾燥された後に絵付けをされ、最後に窯で焼かれる。


商品として価値があるものだけが店に並べられ、


誰かに見初められる時を待つことができる。




ご縁が結ばれたら、、、


主人の愛情がこもった料理が盛られるようになる。


料理を盛り付けてもらうときが、お皿にとって一番幸せなときかもしれない。


でも、いつかは割られてしまう時が来る。


それが皿の一生。




もし、私がお皿だったらどう思うのだろうか。




土だった時は、静かな毎日だった。


風が吹けばどこへでも飛んでいけた。


雨が降ればいろんなところに流れて行けた。


とても自由だった。




お皿として生まれ変わり、美味しいお料理を盛り付けてもらえるようになった。


ああ、美味しい!って言ってもらったときが一番の幸せだ。


でも、いつも緊張している。いつ割れてしまうのか、わからないから。




割れてしまうまでは精いっぱい頑張るよ。


だけど、、、


そろそろ自由だった土に帰りたいなぁ。って思うこともある。




お皿の気持ちがわかる作陶家に会いたい。


どんなお皿を作るのだろう?

 
 
 

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