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イエス・キリストと私



日曜礼拝に通ううちに、私は、


「イエス様のように生きていきたい。」


と思うようになりました。


イエス様の奇跡の人生が、私の幼い傷を癒やしてくださったからです。




私の父は忙しい人でした。一週間に一度会えればいい方で、


小学校に上がるまでは、それが当たり前だと思っていました。


ところが小学校の入学式で、私はその理由を知ることになります。


私の名札が、父の姓ではなく、母の姓になっていたのです。


私は、いわゆる私生児でした。




しばらくして、父に認知してもらうのですが、


その後、父の家といさかいが絶えなくなりました。


見るに堪えない母の姿に、


「私が生まれてこなければ、母は苦しまなくてすんだのに。」


そう思うようになっていきました。


そんな時に聞こえてきたのが、教会の鐘の音でした。




教会の日曜礼拝は、私を苦しみの底から救い上げてくれました。


貧しい人たちや、病気の人たちを、次々に救っていく、


そんなイエス様の生き様に、私はすっかり心を奪われました。


「生まれてこなければ良かった。」


そう思っていた私でしたが、


「自分のためではなく、他の誰かのための人生であれば生きていける。」


と気付くことができました。


この時から、イエス・キリストの生き様は、私の人生の道標になりました。




辛い経験でしたが、「他の誰かのための人生」を歩いてきたことで、


温かい家族と友人に恵まれ、現在は幸せな日々を過ごすことが出来ています。


この幸せを、もっと多くの人たちと分かち合いたい。


そのために私にできること。


それは歌うこと。


幼い私の心を震わせた、あの賛美歌のように、


心に響け!


と歌い続けていきたいと思います。

 
 
 

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