私はなぜ歌うのか?
- 浜田靖彦

- 2020年1月11日
- 読了時間: 2分

私がなぜ歌うのか?
私にとってアートとは?
私にとって「アート」とは「生きること」と同じ意味です。
「アート」は「誰かを助ける術」と理解しているからです。
学校の英語の授業では、あまり掘り下げて教わらないですよね。
「アート」の和訳を「芸術」と習い、字面だけで理解したつもりになっていました。
じゃあ「芸術」って何?というところまでは考えようとしなかったのです。
その意味を深く考えるようになったのは、病院給食の職員として働いていた時でした。
この頃発足した「癒しの環境研究会」に参加したことがきっかけでした。
「癒しの環境研究会」は、病院の質を高める事を目的として現在も活動しています。
この研究会で、私は「ヒーリングアート」という言葉を知りました。
「患者さんの回復をサポートするアート」という意味でした。
患者さんと一緒に、何かを創ること、何かを喜ぶこと、何かを悲しむこと、、、
支援者が取り得る行為そのものがアートである。というお話でした。
その頃、私は病床の患者さんの枕元で歌を歌うボランティアをしていました。
クリスマスには小児病棟で演奏もしていました。職場の仲間を引き連れて。
この時の光景は忘れられません。
ニコニコ笑ってご機嫌な子供たちの後に、うれし涙を浮かべる母親の姿がありました。
「アート」は人の心に優しさを届ける行為のことを指すのだと得心した瞬間でした。
プロの歌手として活動を始めてから、ちょうど1年が経過しました。
私にとって、歌うことは生きることと同じ意味です。
けなげに病気と闘う子供たちの前で歌っていた時も、
ライブに来てくださるお客様の前で歌う今も、
ひとつも変わらない気持ちで歌っています。
私が歌うことによって、聴いてくださる方のどこかにスイッチが入って、
幸せを感じてもらえますように、
笑顔が生まれますように、
と、祈りを込めて歌っていきたいと思います。




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